
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。
田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。
月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。
唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
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自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。
田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。
月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。
唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
コメント
漫画表現を超えて脳内で映像化し、声が付く。
ララランドのように、物語を断片化し、妄想シークエンスを入れ込むところも完璧にはまっていた。
孤独で、地味で、誰のために創っているのかわからない時もあるけど、確実にそれを楽しみにしている人がいる。
藤野は、京本のためにこれからも漫画を描き続ける。
藤野と京本はお互いが、お互いを尊敬し、背中を追い続けている。
その関係性が、尊く羨ましいほどだなぁ。
京本の廊下に置いてあるスケッチブックの量すごいな。
あと、やっぱ漫画を完成させること、すなわち作品の出来ではなくて、とりあえず完成させることがもうすごいよね。
おれも完成させないと、今溜まってるプロジェクト。
シャーク様の出番だぜ!
著作者:藤本タツキ
発行者:集英社
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
そんな二人が次第にマンガを通じて心を通わせてゆき「月日は流れても背中を支えてくれたのは」「いつだって」
ジャケットから推測するとバクマン。
のような話かと思いきや、それは全く違った。
作者はチェンソーマンやファイアパンチで有名な藤本タツキ。
この作風の作品もあるんだとびっくりした。
チェンソーマンのような、豪快さや突飛さはこの作品にはなかった。
コミックが一巻のみ、それもどちらかというと薄い本でどんな展開かワクワクしながら読んだ。
登場人物もかなり少なく、描写としては漫画を描いているシーン、もしくは無言の内容が多い。
それでいてこの話の構成と面白さを作ったのはすごい。
画力に引き寄せられる、というよりも話の構成と展開が面白すぎた。
現実では考えられないながらも、ある意味誰にでも起きえるという点でよかった。
もしかしたらどこかの誰かの実話かもしれない
映画化されていて、1時間あるよう。
どんな話になるのだろうかは気になる
※※※※※※以降はネタバレに近いです
本作が2021年に刊行されているので、時期的に考えた時、この話は当時連載されていた『東京卍リベンジャーズ』と2019年に起きてしまった京都アニメーション放火殺●事件からの着想がある内容のように思う。
時を変える契機は、四コマ漫画の紙。
犯人の動機は『京都アニメーションが小説の落選やアイデアの盗用を続けて利益を得ている』という点。
どこのお店にも置いてなかったのに、紀伊國屋新宿店には平積みで置いてあった。
ありがとう、紀伊國屋。