
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。
田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。
月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。
唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
Amazia(アメイジア)
スターツ出版
小学館
集英社
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自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。
田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。
月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。
唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
コメント
そんな励ましを貰える作品です。
登場人物に負けず、読者自身の背中も、誰かを魅せられるのかな。
生き方を問われてる気もしますね。
なんと”チェンソーマン”作家の手になるものってことで、同作がピンとこなかった身としては、一抹の不安もあったりしたけど、本作は素敵作品だった。
内容に関しては、友人の死にまつわるエトセトラで、特に目新しいことも無いんだけど、何といっても表現力が圧巻。
典型的な絵で魅せる作品で、食い入るように見入ってしまいました。
片道切符
先生の文字におこさない感情の表現やコマの埋め方が1冊で堪能出来るので好きです。
説明を文字ではなく絵で伝えてくれる漫画ならではの素晴らしい作品だと思いました。
映画は画面の切り取りにより、観客の感じる、時間の流れを規定する。
切り取りがない分、小説は読み手に時間の流れの速さが委ねられる。
漫画はその中間というのが自分の考えだ。
(ちなみにアニメはというと多くの場合、原作の漫画を動かしただけという状況に陥りがちである。
それで素晴らしい作品が生まれるのも見るには見るが、よりアニメという表現を追求するなら、映画的に原作の行間を描くということが求められるのではないか。
)
その意味で、この作品は映画寄りの漫画だ。
こういう映画的な感性を持った人が描く作品がスポットライトを浴びるのは稀であり、良いことだと思う。
SNSの発達で出版プラットフォームの力が弱まったことによる良い面かも知れない。
SNS漫画でこういうクリティカルな短編を見たことはあまりないが。