薫る花は凛と咲く

底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。
二人が付き合い始めてから数か月が経ち、季節は冬に。
両校の2学期も終わりが近づく頃。
凛太郎は勇気を出して、「可愛い」と言葉にして薫子に伝えたりと、二人の仲は少しずつ、でも着実に深まっていく──。
しかし、そんな様子を目撃した少女が。
彼女は凛太郎の中学時代の同級生。
そして、かつて彼に恋をしていて……?

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コメント

  1. 綺麗な失恋描写

    11巻終わりに描写された、凛太郎のかつての同級生。
    ともすると、この展開はべつに本筋に関係無くて不要では?と思いがちも、ちゃんと、凛太郎の関係者は千鳥高校や桔梗女子の面々だけじゃない、そしてそういった人達も様々な人がいて、という認識ができて寧ろ嬉しかったです。

    そして、この作品の心地よいところですが、ドラマチックにするために変にドロドロさせないところ。
    そうしなくとも素敵な物語が紡げるのが読み手として嬉しいです。
    ありがちなのは、かつての同級生が今の彼を見かけて惚れ直して、彼女がいるいな関係無く迫ってきて…となりがちなところ、薫る花は…素敵でした。

    そして、その展開も長々と引っ張ることなく終えれば、(作中の)時期的に彼らは進路について考える頃に。
    これがまたそれぞれの性格を反映しつつ、言葉一つ一つが考えさせられるよい描写でした。

  2. user より:

    ほんとに純粋でいい子しか出てこなくて大泣き案件です。

    友達との関わり方、自分と向き合うこととか色々考えさせられるいい機会になりました!

    あと薫子ちゃんの弱点ってなに。

  3. user より:

    皐月の話は大きく発展する事は無かったけど、これはこれで短編めいて良い話だったかな

    中学の時は逃げ出したまま終わってしまった。
    だからこそ、友達の言葉を胸にして必死に走ったのだけど…
    読者的には判りきっていた展開。
    けれど、あの場面で凛太郎に声は掛けられなかったとしても皐月は逃げ出したりしなかった
    そして失恋した今でも前を向いて歩いていける心地で居る。
    それは彼女が恋によって手にした大きな経験となったのかもね

    高校ニ年生のクリスマス時期という事で話題に上がってくるのは進路選択について
    既に進路を決めている者も居ればまだ迷っている者も居る。
    そうした模様の違いが見えてくる中で絢斗だけが曖昧さを感じさせる返答という違和感
    いや、言葉としてははっきりしているのだけど、そこにある想いが感じられないと云うか

    そこで放置しないのが凛太郎達のグループなわけで
    まるで拒絶しているかのような絢斗に対して、「内容を話せ」ではなく「話すつもりないってのは何でなんだ?」と聞いてやる翔平は本当に良い奴だよ…!

    ただ、それでも絢斗は何処か誤魔化すような感じがあって。
    でも、絢斗があのように「自分で悩みたい」と言ったなら踏み込む事は難しいわけで
    言葉とは裏腹な問題集を見てしまった凛太郎は悩ましい立場

    親友の心に何処まで踏み込んで良いかなんて相談をする相手を選ぶのも難しい問題だけど、こういう時に薫子は良い指針になってくれるね。
    というか、かなり踏み込んでくれたな!

    凛太郎は絢斗への踏み込み方に迷いがある。
    だからこそ、迷いなど無いように彼を抱きしめてくれた薫子の温もりは凛太郎に勇気を与えるものになるね

    今巻では詳細が見えないままに終わってしまった絢斗の夢の話。
    過去形で語られる憧れの兄の姿は今の絢斗にどのような影響を与えたのだろうか?

  4. 綺麗な失恋描写

    11巻終わりに描写された、凛太郎のかつての同級生。
    ともすると、この展開はべつに本筋に関係無くて不要では?と思いがちも、ちゃんと、凛太郎の関係者は千鳥高校や桔梗女子の面々だけじゃない、そしてそういった人達も様々な人がいて、という認識ができて寧ろ嬉しかったです。

    そして、この作品の心地よいところですが、ドラマチックにするために変にドロドロさせないところ。
    そうしなくとも素敵な物語が紡げるのが読み手として嬉しいです。
    ありがちなのは、かつての同級生が今の彼を見かけて惚れ直して、彼女がいるいな関係無く迫ってきて…となりがちなところ、薫る花は…素敵でした。

    そして、その展開も長々と引っ張ることなく終えれば、(作中の)時期的に彼らは進路について考える頃に。
    これがまたそれぞれの性格を反映しつつ、言葉一つ一つが考えさせられるよい描写でした。

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