
動物たちの感情を紡ぐ法獣医学ミステリー!
法獣医学者・当麻健匠の記憶の中で、動物達の最期(ラスト)は次世代への記録(カルテ)として、過去と未来を繋ぎ、続いていく。
今巻で描かれるのは、シカ、クマ、ヒト――そこに確かに存在した、魂の’重さ’――迫真の法獣医学ミステリー、堂々完結。
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法獣医学者・当麻健匠の記憶の中で、動物達の最期(ラスト)は次世代への記録(カルテ)として、過去と未来を繋ぎ、続いていく。
今巻で描かれるのは、シカ、クマ、ヒト――そこに確かに存在した、魂の’重さ’――迫真の法獣医学ミステリー、堂々完結。
コメント
クマは…今年の被害を連想させてタイムリーだったと思う。
「頭蓋骨」をズガイコツとは言わずに「トウガイコツ」という正式名称を使ったのは、有識者か解剖学とか骨学を学んだ方なのかな(浅山さん)、と思った。
動物が好きなだけじゃできない仕事。
もちろん好きが基盤にあるけど、科学者としての視点も持ち合わせないとできない仕事。
2人とも臨床を選ばずに、研究職と官庁と(議員)を選んだあたりは、そっち向きかなと思ってた通りになった。
どちらにしても、生命倫理をきちんと学んだわけだから、プロフェッショナルとしてより良い世界を創り出してほしいな、と思う。
駆除に対して主人公の当間のセリフがいい
特にその中の「感情は知識を得る「種」です。
興味が出たのならば知ればいいと思います。
」
この言葉こそが次のステップにつながる
色々な問題、そこで起こる感情をただ発散させるのではなく、知る、それも一面的ではなく、さまざまな角度から知ることで、何らかの影響が生まれる
重いテーマが多い『ラストカルテ』一つ一つ多角的な面で考えうことができて面白い
生きている動物ではなく、死んだ動物の死因を解明する「法獣医学」というのは新しく感じた。
こうであっただろう動物たちの最期のシーンは毎回、絵だけで見せられ、それがより一層深く染み入る作品だった。
途中、大学バージョンにいきなり移行して、動物のお医者さんや銀の匙的なノリに持って行きたいテコ入れかな?というのも感じたが、最後まで良い作品だった。